エアコンフィルターのケア

暑い時も、寒い時も、快適に過ごせる生活空間を与えてくれるエアコン。
なのについ怠りがちなエアコンのお手入れ。

掃除をしようと思っても、なかなか手を出しづらいですよね。
でもエアコンのフィルター掃除はすごく簡単なんです。
今回は、エアコンの日頃のお手入れについてご紹介していきます。

ぜひ動画を参考にお手入れしてみてくださいね。動画はこちら↓

エアコンのフィルターはお掃除必須!

エアコン内部にたまったホコリは、カビや菌類の餌になります。様々な条件が重なって、エアコンにカビが繁殖してしまうと大変です。

エアコンの風とともに、室内にカビ菌が放出されてしまい、アレルギー反応を招いたり、気管支に悪影響を及ぼしたり…。

アレルギー体質の方はもちろん、免疫力の弱い赤ちゃんや高齢の方がいる場合は、健康被害を招かないよう特に注意が必要です。

また、フィルターに汚れが溜まると、空気を取り込む効率が下がり電力を無駄に消費して電気代が高くなってしまいます。
こまめにフィルター掃除をすることで、快適な環境を保ちながら、電気代を節約することができます。

頻度はどのくらい?

フィルターの掃除は、エアコンの種類や使用頻度にもよりますが、2週間に1度程度行うことをおすすめします。

毎回、水洗いしたり洗剤を使用したりする必要はありません。

フィルターおそうじ運転機能がある機種などは、フィルターおそうじ運転によりフィルターのほこりは取ることができますが、汚れがひどいときは、フィルターを取り外してから、掃除機や水洗いによるお手入れをしてください。

掃除の仕方

お手入れをはじめる前に注意事項


①エアコンの操作が必要なお手入れ以外は、作業前には必ず運転を停止し、電源プラグを抜きましょう。

②作業される場合は、安定した場所で脚立などを利用し、安全な状態で行ってください。

③水洗い時には、40℃以上のお湯、タワシのような硬いもの、シンナーやみがき粉、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)は使わないようにしてください。変色や変形、傷、破損の原因となります。

④乾かす時には、ドライヤー、ストーブ、直射日光をあてないようにしてください。変色や変形の原因となります。

1.本体カバーをあける

2.掃除機でフィルターとフィルターまわりのホコリを吸い取る

フィルターを傷つけないように注意しながら行ってください。

3.フィルターを外す

ホコリが落ちないように、ゆっくり静かに取り外しましょう。フィルターの取り外し方法は、各メーカーのホームページなどに掲載されています。

4.掃除機をかける

フィルターを外したあとにもしっかりと掃除機でホコリを吸い取ります。

5.水洗い

※フィルターの裏側からシャワーをかけます。
エアコンの風はフィルターの裏側から表側に流れるので、汚れも裏から表へ出ようとする形で付着しています。

その流れに沿って掃除していけば、汚れ落としもスムーズです。

汚れがひどい場合

台所用の中性洗剤を水でうすめ、スプレーボトルに入れて吹きかけます。
このとき、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)はエアコン室内機内部のお掃除での使用は火災や破損の原因にもなるため、使わないようにしましょう。

やわらかいスポンジでフィルターを傷つけないよう、やさしく、ていねいに洗ってください。
洗ったあとはしっかりとすすぎ洗いをします。

6.よく乾かす

洗ったフィルターは、キッチンペーパーで表と裏から挟むようにして、やさしく水気を吸い取ります。
その後、風通しの良い場所で影干ししてください。

※乾かす時には、ドライヤー、ストーブ、直射日光をあてないようにしてください。変色や変形の原因となります。

フィルターが乾いたらもとの場所に戻します。

終わりに

エアコンのフィルター掃除は、家にあるもので簡単にできます。
汚れはたまればたまるほど、掃除が大変になってしまいます。簡単にラクにすませるためにはこまめに掃除することがおすすめです。

「エアコンを触って壊してしまわないか心配」「掃除に失敗したらどうしよう」という人もいるのではないでしょうか?
エアコンの掃除に少しでも不安がある人は、エアコン掃除のプロに相談しましょう。


エアコンクリーニング業者に依頼すれば、フィルターだけでなく、エアコン内部まで綺麗にしてもらうことができます。
ご不明な点がございましたら、フクヤ建設のアフターメンテナンス担当までお問い合わせください。

難易度
●●○○○
作業時期
2週間に1回
作業時間
30分程度
道具・材料
掃除機 台所用洗剤 やわらかいスポンジ スプレーボトル