気密測定、C値と壁体内結露について(FPの家)

先日、津野町で建築中のFPの家、無事に気密測定が終了しました。
測定の結果はというと…、

C値(隙間相当面積)、なんと0.2c㎡/㎡

FPの家の隙間相当面積は隙間実測平均で0.44c㎡/㎡(平成28年度)と優れた実績があるのですが、さらに下回る0.2c㎡という驚異的な結果が出ました^^

①隙間相当面積とは

↑イラストのバケツから水が漏れるのと同様に
家の中からどのくらい空気が漏れるかを表す性能のことで、これが低ければ低いほど、高気密です。
(イラスト左)気密に配慮していない一般住宅で、床面積1㎡当たりの隙間が9~10c㎡程度に対し、(イラスト右)「FPの家」は床面積1㎡当たりの隙間実測平均で0.44c㎡。一般住宅に比べおよそ20分の1の隙間しかなく、気密性の高さ実証しています。

気密がとれていないとどうなるの?

気密がとれていないとどうなるか、というと。
気密性の低い、隙間の多い家は、建物の壁内に水蒸気を含んだ暖かい空気が侵入し、冷たい空気と触れ、「結露」が発生します。

これを「壁体内結露」と言うのですが、この壁体内結露が構造材の柱や土台などを腐朽・腐食状態(カビや白ありを呼びます)にさせ建物の耐久性能を低下させます。

実際に、内部結露を起こしてしまった住宅の被害を見てみましょう。

↑こちらの写真は、壁の中の結露によって、築20年で構造材が腐ってしまったもの。

写真提供:FPコーポレーション

せっかく建てた家が、たった20年前後で、こんな風にボロボロになってしまう、結露の恐ろしさ。
「壁内結露」の対策をしなければ、日本の家に未来はない。この挑戦から、今から30年以上前になる 1985 年に「FPの家」の根幹となるFPウレタン断熱パネルが誕生しました。詳しくはこちら

②隙間特性値
それともう一つ、写真の中にn=1.26という記載がありますが、これは隙間特性値という値で、この数値で施工の丁寧さが分かります。

隙間特性値(n)が 1.0 に近ければ近いほど細かい小さな隙間が散在した状態になっていることを表し、丁寧に施工されている事になります。
逆に、2.0に近ければ近いほど、大きくまとまった隙間が存在していることを表します。(n値は1〜2の値で表示されます)

家づくりは、ただ家を建てるだけではなく、これから家族が何十年と永く、いつまでも健康で豊かに暮らしていくことが最大の目的だと考えます(^^)